石巻市立大川小学校「事故検証委員会」を検証する (一般書)

  • ポプラ社 (2014年3月7日発売)
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大川小津波災害最終報告 真相どこに、遺族苦渋 / 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/02/20140224t13014.htm

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「これは「記録する」戦いだ。
3・11の大津波で、全校生徒108名のうち74名が死亡・行方不明となる大惨事が起きた宮城県石巻市立大川小学校。
遺族の親たちは真相の究明と正確な記録を求めた。
だが、スタートした「検証委員会」は遺族を無視し果てしない迷走を始める――。
子どもたちの命を守れなかった教育現場でいったい何が起きていたのか。
異様な「検証」の姿を浮き彫りにする迫真のドキュメント!

出版社からのコメント
いったい、
何のため、
誰のための
「検証」なのか?
石巻市教育委員会は被災当事者からの聞き取りメモを破棄、やっと開かれた説明会も短時間で打ち切り、遺族の怒りをかった。
その後、「公正中立」を掲げた「事故検証委員会」がスタートしたが、「なぜ逃げ遅れたのか」という核心の問いを置き去りにしたまま、意図不明の周辺調査に予算と人員をつぎ込んでいく――。
「検証」とはいったい何のため、誰のためのものなか。
震災直後から現地に入り細密な取材を続けてきたジャーナリストが問う、「第三者による検証」の内実。」

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: 実話・ノンフィクション・ルポルタージュ
感想投稿日 : 2014年2月26日
本棚登録日 : 2014年2月26日

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