「星に願いを」は、聴こえてきそうにないな。。。
作品社のPR
「晴れて人間となり、学問を修めて老境を迎えたピノッキオが、故郷ヴェネツィアでまたしても巻き起こす大騒動! 原作のオールスター・キャストでポストモダン文学の巨人が放つ、諧謔と知的刺激に満ち満ちた傑作長篇パロディ小説!
二十世紀末のある冬の晩、一人の老人がヴェネツィアのサンタ・ルチア駅に降り立つ。カルロ・コッローディの名作童話『ピノッキオの冒険』の主人公、ピノッキオである。彼は青い髪の妖精の言いつけを守り、いい子になった褒美として人間の子になってから、禁欲的に学問の道を歩んできた。そして西洋文化と思想の研究で数々の業績を上げ、二度もノーベル賞を受賞し、百歳を超えて故郷ヴェネツィアに戻ってきたのである。旅の目的は、人生の締めくくりとして自分の人生を振り返り、特に妖精との関係を見つめ直して、自伝の最後の章を書き加えること。ところが、ピノッキオは到着早々、『ピノッキオの冒険』にも登場する狐と猫に騙され、身ぐるみはがされてしまう……。(「訳者あとがき」より) 」
読書状況:読みたい
公開設定:公開
カテゴリ:
ポストモダン
- 感想投稿日 : 2012年9月4日
- 本棚登録日 : 2012年9月4日
みんなの感想をみる