新しい天、新しい地: 文学における先見的体験

  • 開文社出版 (2012年10月1日発売)
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 1

ジョイス・キャロル・オーツによる論考が出ていたとは知りませんでした。
目次を見ると、チョッと震えちゃう感じです。。。特にカフカ!
それから、オーツは岩波書店「STAMP BOOKS」のラインナップにも挙がっていて、「二つ、三ついいわすれたこと」が2014年1月出るらしい
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/116401+/top.html

開文社出版のPR
「対立の文化が生んだ革新的文学を、オーツの文学への信念、深い学識、鋭い人間観察から読み解く。二元論を超越し、人間の心の深部に切り込み、10人の先見的作家と詩人の作品論から芸術家としての彼らの人生にまで迫った重厚な論考集。 」
目次
序文
1 関係性の芸術 ヘンリー・ジェイムズとヴァージニア・ウルフ
2 敵意のある太陽 D・H・ロレンス詩集
3 ベケットの三部作における無秩序と秩序
4 自然主義文学の悪夢 ハリエット・アーノーの『人形を作る人』
5 ロマンティシズムの断末魔 シルヴィア・プラス詩集
6 フラナリー・オコナーの透徹する芸術
7 無意識の目的論 ノーマン・メイラーの芸術
8 石から、肉体のなかへ ジェイムズ・ディツキーの想像力
9 カフカの楽園
原注
訳者あとがき
索引

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: 本の紹介・書評
感想投稿日 : 2013年5月27日
本棚登録日 : 2013年5月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする