まんがで読む 枕草子 (学研まんが日本の古典)

3.83
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 32
レビュー : 4
制作 : 中島 和歌子  学研教育出版 
にゃんこさん 古典を楽しむ   読み終わった 

清少納言ってまるで平安時代版・ブロガーって感じ。

「枕草子」といえば「うつくしきもの」「心ときめきするもの」「くちをしきもの」などの「あるあるネタ」がつい浮かんでしまいます。

なので、「マンガ版もひたすらこんなオンパレードだったらどうしよう」と思いました。

本書の解説にありましたが、枕草子に書かれた内容は以下の3つに分かれるそうです。

・類聚的章段・・・類聚とは「同じ種類のものを集めること」。上記でいう「あるあるネタ」はここに入ります。
・日記的章段・・・清少納言自身が宮中で体験した出来事を書いたもの。ブログで言う「体験談」みたいな?
・随想的章段・・・自然や世間についての意見を述べたもの。有名な「春はあけぼの・・・」はここに入ります。

今回読んだこの本は、日記的章段をメインストーリーに据え、類聚&随想を4コマ漫画にするという構成でした。これがわかりやすく、ストーリー仕立てでおもしろかったです。清少納言が使えた中宮定子はもちろん、一条天皇、藤原道隆、藤原伊周、そして藤原道長など、平安時代の歴史上の人物がわんさか出てきて、そして人間味あふれるやり取りをしていたことがわかるので、さらにおもしろい。

「枕草子」に関するマンガ仕立ての本はほかにもありますが、これが一番わかりやすいのでは?と思います。

そして、定子様と清少納言のお互いを思い合う気持ちは上司と部下というよりも、女の友情以上ですね。ええなぁって思います。

レビュー投稿日
2018年11月13日
読了日
2018年11月13日
本棚登録日
2018年11月13日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『まんがで読む 枕草子 (学研まんが日本の...』のレビューをもっとみる

『まんがで読む 枕草子 (学研まんが日本の古典)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『まんがで読む 枕草子 (学研まんが日本の古典)』ににゃんこさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする