主人公の由井の圧倒的な気高さに
心を鷲掴みにされてしまいました。
人の品格を決めるのは、お金でも学歴でもない。
真実を見極める眼と、本当に人を愛せる心を持った由井が
幸せになれますようにと祈りながら読みました。
大人になって幸せになっても、もし不幸せだったとしても
それでも1ミリの後悔もないなんてことがあるはずもない。。。
そう思えば、今現実に起きている困難にも
勇気を出して立ち向かうことができるんじゃないだろうか。
読み終わった後、もう会えなくなった人たちの幸せをそっと祈りたくなる物語でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(女性作家)
- 感想投稿日 : 2019年5月29日
- 読了日 : 2019年5月27日
- 本棚登録日 : 2019年5月29日
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