誰の胸にも16歳の頃へのノスタルジーがあるだろう。まだ、ほとんどの世界を見てもいないくせに、ま、いつかは見ることができるさ、と呑気に構えて過ごしていた日々だ。そんなときからハラハラどきどきの経験をしたりするようでは、二十歳までも保たないぞ。・・けれど、もし・・そういう目くるめく16歳を過ごしていたら、今頃どうなっていただろうか・・と追想に浸る機会を与えてくれる作品だな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説、詩歌、戯曲
- 感想投稿日 : 2020年4月24日
- 読了日 : 2020年4月24日
- 本棚登録日 : 2019年4月18日
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