幽霊塔

著者 :
  • 岩波書店 (2015年6月6日発売)
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本棚登録 : 1015
感想 : 89
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★★★★☆ こういうの「ジュブナイル」って言うの? きっちりした謎の論理的な解明よりは雰囲気を楽しむものなのかもしれない。自分の知らなかった昔の時代を垣間見れる。豚肥え夫人という表現とかどういうメンタリティだったの、当時? 長崎-東京間が汽車で20時間とは! いろんな場面で相手と口約束しちゃって大丈夫?って思うけれど、信じるしかない時代だったのか? 愛していても罪を犯した人間とは結婚できないって、殺人の嫌疑とか牢破りとか、今よりも罪が重く感じられていたのか? 家名に傷を付けてはならない、みたいなことなのかな。探偵(実際は警察官)をボコボコにしたら、この時点で 捕まるほどの犯罪なんじゃないの? 北川が短剣で刺された謎がよく分からなかったな、方法や理由など。「もし結婚するとしたらわたしと~」は峰守ひろかず『こぐちさんと~2』とリンク。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年1月12日
読了日 : 2019年1月9日
本棚登録日 : 2019年1月12日

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