ホル・ホースの「二番手でいい」というスタンスは、敵キャラとしては珍しいのでは? 主人公たちと対決し続けたら、敗退しか道は残されない。なんたって相手は主役なのだから。J・ガイルを当てにするホル・ホース、逃亡、承太郎登場、女登場、逃亡、女帝、正義というホル・ホースのラインがうまく練られている。第2部を読んできただけに、ジョセフが女帝に「年とったおいぼれジジイ」と言われるのは涙を誘うが「おまえは~という」にて意趣返し。少女とジョセフのセリフが同じ吹き出しの中に描かれている珍しいコマあり。
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- 感想投稿日 : 2017年5月15日
- 読了日 : 2017年5月14日
- 本棚登録日 : 2017年5月15日
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