初めにジャン・ヴァルジャンがミリエル司教に愛されたとき泣けた。何度裏切られても、損を被っても、誠意を見せていれば、改心に足る影響を与えられるっちゃんねえ。司教様の慈悲深さに心打たれて、じわじわ泣いた。
雨の女、エポニーヌの死が涙腺を刺激して、それ以降ずっと泣きっぱなしやった!
エポニーヌすごい良い子。マリユスのことを心から愛してたんだなって思った。愛する人の笑顔のために尽くして、命のために尽くして、でも恋愛が成就することはなくて。マリユスに気付いてもらえることさえしなくて。
ガヴローシュ、小さい戦士。いちばん逞しかった。萎えた学生を奮起させたのは彼だと思う。なんで、あんな子撃ったんだろ。撃つことができたんだろう。
アンジョルラス、革命の扇動者。最後の最後ね、もう無理ってなったとき、生き様を見せつけるようにね、撃たれたのが、儚くもあり力強くもあった。そのとき、横にね、仲間が寄り添ってきたのも、旗を大きく翻したのもぐっときた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2013年1月21日
- 読了日 : 2013年1月14日
- 本棚登録日 : 2013年1月21日
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