十六夜日記・夜の鶴 (講談社学術文庫)

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  • 講談社 (1979年3月8日発売)
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感想 : 3
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実の子の藤原為相と異母兄・藤原為氏との間の所領紛争を京都では解決出来ない為、鎌倉幕府に訴えるために京都から鎌倉へ下った際の道中の紀行文と鎌倉滞在の間の出来事を綴っている。紀行文の章では、各地で風物、名所・旧跡や感慨を日記に書く一方で頻繁に和歌に読んでいる。鎌倉到着後は現地の人々とも和歌の贈答を行うが、肝心の所領紛争の解決しなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年3月17日
読了日 : 2015年3月17日
本棚登録日 : 2015年3月17日

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