江戸時代の性について当時の資料を元に読み解くというもの。取り上げられている資料は小林一茶の日記や、農村で起きた不義の子をめぐる裁定に関する記録や、町民の日記など、どれもなかなか興味深い。ただ新書で紙幅がそうないためであろうか、やや展開に強引な箇所があり、結論ありきで資料を自分の都合の良いように読み解いている印象を受けるのが残念。
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- 感想投稿日 : 2020年9月10日
- 読了日 : 2020年9月9日
- 本棚登録日 : 2020年8月26日
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