希望の国のエクソダス (文春文庫)

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本棚登録 : 3251
レビュー : 364
著者 :
office4690さん 大衆娯楽小説   読み終わった 

 『希望の国のエクソダス』は1998年から2000年にかけて雑誌『文藝春秋』で連載され、2000年7月に文藝春秋から刊行された。近未来小説なのだ。2005年に幻冬舎から刊行された『半島を出よ』に通じるものがあるとしたら、それは希望がない日本の将来を背景にしていること。戦後の日本が焼け野原から目覚しい発展を遂げることが出来たのは、明日へ生きようとする希望があったからなのだ。この本に描かれる近未来の日本は緩やかに死んでいくのだった。

 この流れでいくと、次は講談社から1987年に出版された『愛と幻想のファシズム』は外せない。村上龍の政治経済小説は面白い。途中、幻冬舎から1994年3月に刊行された『五分後の世界』もお奨めだ。

レビュー投稿日
2010年5月15日
読了日
2010年5月15日
本棚登録日
2010年5月15日
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