灰色の犬 (光文社文庫 ふ 16-5)

著者 :
  • 光文社 (2015年11月11日発売)
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本棚登録 : 98
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福澤徹三の小説にでてくるヤクザは、花村萬月や馳星周 の非情で苛烈な血も凍るようなイメージとは違う、どこかお茶目で憎めない、そこが読者をホッとさせる。

著者のホラー小説も好きだが、『灰色の犬』を読み、社会派小説の評価も一段と高まる。ヤクザ稼業、職場、人生とそれぞれに冴えない3人の大逆転劇に拍手を送りたい。『Iターン』を面白く読めたひとには、こちらもおすすめ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大衆娯楽小説
感想投稿日 : 2017年11月14日
読了日 : 2017年11月12日
本棚登録日 : 2017年11月12日

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