AI分析でわかった トップ5%社員の時間術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2022年5月27日発売)
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ビジネスマン約2万人の行動をAI分析して導き出した。
高パフォーマンス「トップ5%社員」の差は何なのか?
これをあくまでも統計的に調査して分かったことをまとめたものだそうだ。
ここから出されたトップ5%の行動を真似すればよいのではないか?
単純に言えばそう言うことであるが、確かに効果がありそうだ。
だから著者は明日からも真似できるところはやってみよう、と言っているのである。
心がけとか能力の違いではなく、あくまでも「行動」に絞った点は深い。
人は頭では理解していても、行動に移せないものである。
だからこそ、そのコツを伝授しようというものだ。
自分はトップ5%社員とはとても言えないが、一部自分で意識して行動している点があったので、間違ってはいなかったと感じた。
例えば「アウトプットを先にする」。
これは自分でも40歳を超えたくらいだったと思うが、身に染みて感じたことだ。
それまでも本を読んだりセミナーに行ったりしていたが、意識してアウトプットすることは自身に課してはいなかった。
これがたまたまであるが、ちょっとした社内勉強会をすることとなり、人前で隔週必ず何かを喋る、ということになってしまった。
当然に「喋りだけ」という訳にいかないので、パワポでスライド作ったり、配布資料を作ったりということが必要になった。
年に1回くらいであれば、頑張れば出来るのかもしれない。
しかしながら隔週でも定期的となると、ネタを探すことも大変であれば、まとめるのも大変。
最初は当然に30分も喋ることが出来なかったが、何とか1年2年と続けていく内に、少しづつでも上手になっていった。
聞く側の人もこんな私に付き合ってくれて大変だったと思うが、これが本当に自分のアウトプットを磨くよい鍛錬になった。
これは、ものすごく自分の力になったので、とても印象に残っている。
当然にこういう経験はなかなか出来ないだろうし、全ての人に当てはまることはないだろう。
「文章を書く」「資料をまとめる」「人前で喋る」これらはひたすら訓練である。
センスもあると思うが、練習しなければ身に付かないことも然りである。
私もこれだけやってもちろんプロとまではいかないが、アウトプットが早く正確になったし、何よりも苦にならなくなった。
多少は大変かもしれないが、数々のメソッドの中で自分に合いそうなものを1っ2っ選んで実践してみたらどうだろうか。
私自身も普段から意識していることで、本書に掲載されてたものは「トイレを掃除する」だった。
不思議なもので、トイレ掃除は奥が深い。
「トレイが汚れている会社は職場環境が悪い」ともよく言われるが、これは統計データが無いとしても、感覚的には合っていると思う。
きちんとしている組織は普段からオフィスを綺麗にしている。
それは例え職場のトイレにおいてもだ。
気を抜かないということかもしれないが、トイレが汚くて放っておかれる職場では働きたくないものだ。
気軽に読める本だが、越川氏はよく研修講師もしているので、それらに参加することもオススメである。
(2022/6/3)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年6月6日
読了日 : 2022年6月3日
本棚登録日 : 2022年6月3日

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