1分で話せ2【超実践編】 世界のトップが絶賛した即座に考えが“まとまる”“伝わる”すごい技術

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  • SBクリエイティブ (2021年3月19日発売)
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感想 : 13
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前書はタイトルが全てだったが、本書は具体的なツールの活用法を示している。それは「ピラミッドを作れ」。
これもまた身も蓋もないが、本書も「ピラミッドを作れ」以上のことは語られていないし、それ以下でもない。
テクニックを詰め込み過ぎず、これだけに絞ったことはむしろ好感を持てた。
実際に様々なテクニックを駆使しても使いこなせなければ意味がない。
ビジネスの現場で本書を読みながら対応するなんて無理なのだから、きちんと身体に覚え込ませる必要がある。
そう考えると、テクニックが複数あっても覚えられなければ本末転倒な訳だ。
たった一つに絞って、それをひたすら磨き続ける本書は、ともすれば最初だけ読めばそこで終了であるのだが、本書については読みやすい分、最後まで読んでも無駄ではないだろう。
様々な事例を使ってピラミッドについて説明していくが、実際には自分でそういう場面に遭遇して対処して初めて「なるほど本書のあの部分か」と納得がいくのだろう。
確かに「超実践編」である。
ひたすらにピラミッドを意識して、会話の流れをすべてピラミッドに当てはめてみる。
これを習慣化すれば確かに「1分で話す」ということができるようになっていそうだ。
まさに「守破離」であるが、ひたすらにピラミッドを使いこなせば、段々と自らの技が磨かれていき、応用的な場面でも対応できるようになっていくのだろう。
こういう「自分なりの型」を持つことは、個人的にも大賛成。
行動をすることで、習慣化され、段々と身になる。その内に自然と出来るようになる。
まさに剣術や武道の技のようであるが、ビジネスでもこれは使える考え方だろうと思う。
現代ではこれら「基本に忠実に」という考え方が疎かになっている気がする。
時代は大きく変化しているし、昔と比べても覚えることも確かに多いだろう。
だからと言って基礎を疎かにしてはいけない。
どんなに高学歴であっても、「読むこと、書くこと、話すこと、計算すること」はいつの時代も最も基本的なビジネススキルだと思うのだ。
ちなみに「読む・書く・計算する」の基礎というのも、実は相当に奥深いと思っている。
計算なんてExcelがするので、誰でも簡単に出来そうなものであるが、実は大概のビジネスマンは勘違いしている。
単純な計算すらできない人が案外と多いのだ。
そういう意味でも「話すことができない」という部分に切り込んだ本書の意味は大きいかもしれない。
内容は単純だし、タイトル以上の内容は確かに薄い。
しかしそれを実践することは、案外と難しい。
そういう所に奥深さを感じるのだった。
(2022/4/22)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年5月1日
読了日 : 2022年4月22日
本棚登録日 : 2022年4月22日

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