ノックス・マシン

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本棚登録 : 945
レビュー : 179
著者 :
制作 : 遠藤 拓人 
ogawavetさん  未設定  読み終わった 

私の評価基準
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☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
☆☆ 普通 時間があれば
☆ つまらない もしくは趣味が合わない

2014.5.17読了

あとがきにもあるように、本格ミステリーをネタにした中短編SF集。
面白いかと問われると返答に困るようなところがあるが、作者の膨大な知識と、かなり優秀な頭脳が窺える秀作ぞろいである。
文章といい、作品の破綻の無さといい、完成度は高いのだけれど、それが直接、面白さとはつながらないのが小説というものだろう。

SFとは、実際にきちんと定義されているのだろうが、私の理解では、現行の科学技術についての知識を拡張した世界を舞台にした物語で、それを逸脱しすぎるとファンタジーその他の物語になると思っているのだけれど、昨今では現在の科学技術への理解がついて行けなくて(一応、科学技術畑ではあるのですが)、作者がせっかくSFらしいオチというか展開を考えてくれても、よくわからなくて、ファンタジーになるか眠くなるかのどちらかになってしまう。
ただし、その辺を上手に作って読ませる、例え短編でも的確な記述と構成で、その世界を創りあげてしまうのが、本当に面白いSF作品というものだろう、星新一作品のように。

でも、この本を読んで、改めてミステリーの古典が読めていないことを反省。今から、読むことにします。そんな意味もあって、このミス1位なのかな。

レビュー投稿日
2014年5月18日
読了日
2014年5月18日
本棚登録日
2014年5月9日
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