左側に不満を、右側にそれを周りの人も共感できる提案に翻訳して書き直す。憤りリスト。
本当に恵まれてきたことだけがテーマが見つからない理由なのでしょうか。あなたが恵まれてきたとしても、社会に恵まれてない人がいないわけではありません。あなたが外の世界に目を向けてこなかったこと、大変な状態にある人を見ようとしなかったことが本当の問題であって、社会はたくさんのテーマであふれていますよ。
アクションを起こした人には問題意識が生まれる。
経験者や実力者に何かを教えてもらったときに、何ももたない若者ができる最も簡単で最も大切なことは、「今日の時間で、人生で初めて知ったこと」をリストにして返すこと。
相手が知りたいのは手柄ではなく、何がどうなって成功したかという「背景」つまり、「〜のおかげ」のストーリー。
人に話を聞く、相談する時は、まず自分から3つの情報を相手に提供する必要がある。
①何について相談したいか
②自分が課題に思っていること
③最近起きた具体的な出来事
何もトラブルが起きずに安定している状態は、得てしてその陰で「地味な仕事」が支えているものです。けれども、まさに陰の努力なだけに、黙っていては人の目に留まりません。安定した状況にあるときこそ、「私がきちんと仕事をして、仕事がうまくまわっている」という報告をして周囲にわかってもらうべき。
仕事の成果をアピールすることは、目立つこととは違う。
「価値のある情報」を周囲の人に発信・共有するというスタンス。
「課題→解決→未来」
相手のネガティブな気持ちに寄り添うことにより、まずは聞き手の心の扉が開いて、話を聞く姿勢が出来上がる。
共感を得るために特に効果的なのは「この話を聞いたら、相手はどんな愚痴を言うだろうか」を考えること。
与えられた仕事に取り組むとき、相手の期待を上回る120%の成果を残していけば、希望の仕事に近づくことができる。
職場では、相手の期待値をどれだけ上回ることができたかに応じて、新たなステップが用意される。
情報のプレゼントを続けていると、ひとつの仕事が終わったあとにも、人間関係が続いていく。
自分が情報を欲しいときだけ連絡をして、一方的に努力をアピールしていないか?焦って行動していないか?
本当のチャンスとは、絶え間なく発信を続けているうち、いつの間にか巡ってくるもの。
職場には複雑な感情が交錯している。人が誰かを批判するとき、それが本人にとって価値のあること(またはコンプレックスを持っていること)かもしれないという視点で見る必要がある。自信満々に見える人でも、必ずコンプレックスを抱えている。周囲に対して攻撃的になっている人は、実は自分を理解してほしくて仕方がないだけなのかもしれない。
- 感想投稿日 : 2014年10月2日
- 読了日 : 2014年10月4日
- 本棚登録日 : 2014年10月2日
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