この書籍を登録しましたが、実際に読んだのは「こいぬとこねこはゆかいななかま なかよしのふたりがどんなおもしろいことをしたか」初版昭和43年の童心社のものです。チャペックさんがときどき出てきてこいぬとこねこと共同作業でおはなしができあがるような展開などもおもしろいです。なんせ東欧モノは、ちょっぴりひねくれてて、すなおなときはちょっぴりおばかさんで、愛すべきキャラクターがでてきますねー。しかし常にハッピーエンドの作品の陰で、作者のヨゼフさんは第二次世界大戦時に逮捕され、強制収容所に入れられ、そこで亡くなったという事実があり、なんとも複雑な気持ちにさせられます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2016年4月2日
- 読了日 : 2016年4月2日
- 本棚登録日 : 2016年4月2日
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