読んでみてまず思ったのは、“青春”だなぁ、、との点。
主人公二人の微妙な距離感がなんとも甘酸っぱいです。
季節は夏、定番のサークル合宿、海辺の肝試しネタなども。
ただ、思った以上に生理的に“来る”ホラー要素もあり、
背筋から下にかけて、ゾワワッとしました。
それでも終盤で“馬”をいる機会が出てきて、
少しは前に進むのかな、、とかなんとか。
ちなみに副題でもある“死者の花嫁”、
実際に東北は山形の辺りの風習にあるそうです。
ムカサリ絵馬、今でも残っているのかはわかりませんが、
一度現物を見てみたいような、なんて。
さて、次は秋から冬にかけて、ですかね。
ふと、こんな大学生活をやり直してみたいな、とも感じてみたり。
今度はあそこまでの人間不信に陥ることも、、なんてのは郷愁ですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2014年1月30日
- 読了日 : 2013年10月29日
- 本棚登録日 : 2013年10月29日
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