キケン (新潮文庫)

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本棚登録 : 7050
レビュー : 657
著者 :
ohsuiさん 青春小説   読み終わった 

舞台はとある大学の理系サークル、「機械制御研究部」。
略して「キケン」、カタカナなのには理由があります、エエ。

人は、卒業と共に「学生」ではなくなってしまいますが、
学生であったことまでもを失うわけではなく、、変わらない何かが残ります。

全てを掴んだような気持ちで、ただ全力だった学生時代、
何とも懐かしい風を感じた物語でした。

そんな、甘さも苦さも伴ったノスタルジーが、
有川さんらしい軽快な筆致で描かれています。

そう、女性からはどうにも理解しがたい世界を「男の子」は抱えているのです、
「空を駆ける流れ星」や「風を払う稲光」のような、なんて。

今でも、学生時代の友人と会うとあの時代に戻れます。
初めて出会ってからもう、10年、20年も過ぎた友人たちと。

たまに思います、今でも親しくしている友人たちと、、
共に時間を過ごす所から、学生を再開してみたい、とも。

ん、戻れないからこそ、色褪せない思い出となっているのでしょうけど。

レビュー投稿日
2013年7月19日
読了日
2013年7月5日
本棚登録日
2013年6月7日
19
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