宰相のインテリジェンス: 9・11から3・11へ (新潮文庫 て 1-8)

著者 :
  • 新潮社 (2013年8月28日発売)
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感想 : 16
4

佐藤優さんとの対談が楽しみな、
手嶋龍一さんによる一冊。

“9.11”と“3.11”を題材に、
危機を未然に防げなかったと、述べられています。

結果的には後付けかもしれませんが、
当時から必要な情報は集まっていたのに、

それでも危機は起こってしまった、、
やはりリーダーの資質が大事なのかなと、あらためて。

 “眼前の懸案を解決する力を持たないにもかかわらず、
  ありもしない選択肢を選ぶ愚者のふるまい”

3.11や外交を含む、日本の民主党の振る舞いを評した言葉、
そしてそれは「悪」であるとも断罪しています。

読んだのは大分前だったはずなのですが、
総選挙を前にして、ふと思いだしてしまいました。

当の民主党の、なんとも恥知らずな“公約”、
それを見てしまったからかもしれませんが、、なんて。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2014年11月26日
読了日 : 2013年10月9日
本棚登録日 : 2013年9月29日

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