([え]2-1)怪人二十面相 江戸川乱歩・少年探偵1 (ポプラ文庫クラシック)

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本棚登録 : 653
レビュー : 86
著者 :
制作 : 平井 憲太郎 
ohsuiさん ミステリー   読み終わった 

今月の“千年読書会”の課題本ということで久々に。
といっても、小学生以来ですから、30年ぶりくらいになるかと。

小学生当時、図書館で片っ端から読んだ覚えがあります、
の割には、あまり内容は覚えていませんが(汗

でも、変幻自在の変装の名人“怪人二十面相”、
それに対する名探偵・明智小五郎と、小林少年&少年探偵団。

この両者のめまぐるしい攻防戦には、胸を躍らせていました。
そうそう、小林少年の七つ道具にも憧れましたね~

個人的には、このシリーズで深く刻まれた“怪盗”という存在が、
ルパンシリーズ、ホームズシリーズへの扉を開いてくれました。

人殺しはせずに、そこか憎み切れない怪盗・怪人二十面相、
そして、全てをお見通しかのような、名探偵・明智小五郎。

『名探偵コナン』なんかでも定番の設定ということもあるのか、
今の時代に読んでも、古臭さを感じずにスルッと読めるなぁ、、とも。

ちなみに子ども向けに青い鳥文庫版でも出ていたので、
息子にも読ませてみようとあわせて購入しました。

こちらは表紙や挿絵が今風になっているのと、
文中の貨幣価値などに若干の手が入っているようです。

私個人はポプラ社版の“昭和!”なタッチの方がなじみがありますが、
最近コナンにはまっている息子、どんな反応を見せるか楽しみでもあったり。

そうそう、国宝級の仏像とかロマノフ王朝、
そして国立博物館、こんな存在を知ったのも、この本からでした。

初版は1936年とのことですから、ロマノフ王朝の悲劇なんかは、
この当時から物語の題材としてもあったのだなぁ、、なんて風にも。

長く残る小説は、時代を映しながらも時代を超える普遍性も持っている、
そんな要素が求められるのかなとも感じた、そんな一冊です。

レビュー投稿日
2014年5月13日
読了日
2014年5月11日
本棚登録日
2014年5月11日
4
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