『無限の住人』の沙村さんによる、
旧ソ連時代を題材にした歴史ミステリー、でしょうか。
キーワードは、ロマノフ王朝、ラスプーチン、
そして、インペリアル・イースター・エッグ。
活劇などの動的な話があるわけでもなく、
どちらかというと、秘密を抱えた一組の男女の静かな物語。
そこに、沙村さんのエログロな趣味がクロスされて、
大分癖のある内容となっています、、苦手な方はキツイかな。
読後感は春の訪れを予感させるような、、なんて感じるのは、
ソ連が崩壊したという事実を知っているからかもしれません。
ちなみにスネグラチカというのは“雪娘”の意味らしいです、
その意図するところは、、さて。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2014年9月1日
- 読了日 : 2014年7月22日
- 本棚登録日 : 2014年7月22日
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