21世紀の大学職員像: 知を束ねるプロフェッショナル集団へ

制作 : 立命館大学大学行政研究研修センター 
  • かもがわ出版 (2005年10月1日発売)
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感想 : 3
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靴の修理をお願いしている合間、
地元の図書館でさらっとであった一冊。

といっても、2005年に立命館大学で行われたシンポジウム、
「21世紀の大学職員像」パネルディスカッションなどの報告書になります。

ちょうど国立大学が法人化された直後の話、、もう10年前なんですね。
その際に議論されていた内容は、今ではどうなっているのでしょうか。

なんて、職業柄、気になる話題がてんこ盛りでした。

大学を“教育インフラ”として考えた場合、運営ならまだしも、
“経営”の視座を研究者に求めるのは、正直厳しいのではないかとも。

なんてことを、この2005年の時点でも感じさせる内容でした。

大学は「運営」してればよかった時代は終わり、、
持続させることを意識する「経営」の時代になっていると、あらためて。

内にこもらず、対外的な情報を集めていかないとなぁ、、
そしてマネジメント、やはり押さえておかないといけなさそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2014年9月4日
読了日 : 2014年8月31日
本棚登録日 : 2014年8月31日

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