絶望の隣は希望です!

  • 小学館 (2011年9月26日発売)
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本棚登録 : 211
感想 : 37

資料ID:98120723
請求記号:726.1||Y
配置場所:君に薦めるコーナー

<Y先生より推薦文>

著者のやなせたかしは、「正義とは決して格好良くなく、
自分も深く傷つくもの」というメッセージを込めて、
アンパンマンを世に送り出した。
絵本のほのぼのとした印象とは裏腹に、やなせ自身は幼いころに
父を亡くし、戦争で弟も失った苦労人。
漫画家としても中途半端で、絵本作家として
売れ出したのは五十代に入ってからである。
その彼がこの本で訴えるのが、
「人生で何をしたらいいのかという事をすぐに見つけられなくても、絶えず探し続けていることが大切なのである」という事。亡きスティーブ・ジョブスも、これとほぼ同じ主旨の事を
スタンフォード大学での演説で述べているので比べてみてほしい。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 君に薦める一冊の本
感想投稿日 : 2012年7月5日
本棚登録日 : 2012年7月5日

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