現代人はら集中力が散漫。それをいかに回避するかが着目されがちだが、この本はその逆をついているのが印象的。
散漫な集中力を逆に活用すると言うのが面白い。
電子書籍についても肯定的に捉えており、参考になる。
なお、本書ではKindleのハイライトのコピペの方法を紹介しているが、ここで紹介されている方法を用いなくても、普通にアプリ上でもコピー可能。ハイライト後に、ハイライトした文章をタップするとメニューが出てくるので、そこでコピーのアイコンを選択すれば良い。

2022年7月3日

読書状況 読み終わった [2022年7月3日]
カテゴリ 実用

ヨーガを始めたいけど、体が硬いからとかおじさんだからとか思っている人は読んでみると良いかと思う。
体が硬い人は、むしろヨーガを行うことで自分の体の変化を感じることができるそうな。
自分の体や心に意識を向けて気づくことが大切で、ともすれば日常のバタバタで見失いそうになるのだけど、改めて意識することを大切にしたいと思う。
指をまげて薬指だけを伸ばすというエクササイズは、確かに練習すればできるようになった。思い込みでできていないことをできるようにすることを今後も続けたい。

2022年4月30日

読書状況 読み終わった [2022年4月30日]
カテゴリ 思想

数値化によるマネジメントをどのように行うか、PDCAの観点から詳しく書かれている書籍。
数値化というと、やや冷徹な印象を持つこともあるあるが、個性とか熱意とかを否定するものではなく、数値化による管理をしたうえでの個性であり、熱意であるべきというのが著者の主張と理解。
個々の内容は、なぜを繰り返すとか、定数と変数を見分けるとか類書でも聞いたことはある内容なので、そこまでは目新しさはなかった。

行動量ファーストということも主張されていたが、これはバランスも重要かなと個人的には認識するところ。確かに営業活動などでは、行動量がいずれ質に転化されて成長につながるという面はあると思うが、意味のないことを繰り返してしまうというリスクもある。行動量を稼ぐことが重要なのは、その行動が成果や成長に結びつくという前提が必要で、そのような行動が目標として設定されているかどうかの責任を持つのが上司の務めだと思う。成果につながる目標=変数をいかに見つけるかについても本書では触れられているが、もう少し突っ込んで学びたいところである。個人的にはフェルミ推定の書籍を購入してあるので、そちらも参照してみたい。
ただただ行動すれば良いと理解してしまうと、「イシューからはじめよ」で言うところの「犬の道」をたどることになってしまう。

本書では、心理的安全性にも触れられており、おそらく著者その知識も学んだうえで著述しているのだと思うし、本書の内容が心理的安全性の考え方を否定するものではないとしている。一方で、記載はやや否定的であった。
”組織マネジメントでは、「心理的安全性」という考えが持て囃されています。”(211ページ)
”流行で新しく出てくる概念は、あくまでトレンドなので、それに振り回されず、本質的な考えを持つようにしましょう。”(211ページ)
私としては、心理的安全性というのは今後の組織を考えるうえでキーになると思っていたのだが、少し引いて冷静にその主張を学ぶようにしようと思った。
おそらく「心理的安全性」という言葉の意味するところをあまり学ばずになんとなくぬるい組織を想像する人も多く、著者はその様な人から似たような質問を受けることが多いのではないかと推察する。

本書の中で、人を変数にすることへ警鐘も鳴らされているが、同じようなことは「AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣」にも記載がある。
”成果を出し続ける5%リーダーのチームはエース人材への依存を嫌います”(71ページ)
確かに、エース級人財もいずれは人事異動で抜けるわけで、その後の組織の運営を考えるとエースが抜けた後もちゃんと同じだけの機能を保有する様にしておかなければならない。どうしてもエースに仕事を振って頼りにしたくなるのであるが、そこはぐっとこらえて組織全体の底上げを意識したい。

2022年4月30日

読書状況 読み終わった [2022年4月30日]
カテゴリ 実用

物が散らかるということを否定的にとらえていない著者の、整理術に関する考えが語られる内容。冒頭で、結論が述べられていて、結果だけが知りたいならそれで十分かもしれない。
そういう見方もあるのね、と思いながら読み進めた。あまり役に立てようという視点では読まなかったのだが、一番役に立つと思ったのは、やる気が出るのを待つのではなく、嫌だなと思いながらやってみるということであった。
自分は割と、やる気が出ないなと思うことは先延ばしにしがちだけど、この考えに触れてから、とりあえず手を付けてみる様になった。何か作業をするにも慣性の様なものがあって、嫌だと思いながら始めても、一度始めるととりあえず作業は続くものである。

2022年4月6日

読書状況 読み終わった [2022年4月6日]
カテゴリ エッセイ

要約力の本を読んだ後で、その本の感想を書くのはちょっと気が引ける。お前、結局その本の内容を理解できてるのかよ、と思われそうだから。
もともと、自分の上司が長ったらしい説明が好きではなく、端的に説明されるのが好きなので、参考になるかなと思って手に取った。

本書の冒頭から、言われているが、要約というのはつまるところ
「〇〇とは△△と見つけたり」
という葉隠れの一節に落とし込むことだと言われている。
まずは意識的にこのフレームワークに落とし込むことだろう。

その他、本書では「背骨を残す」とか「パワーワードを拾う」とかテクニック的なことが述べられている。とはいえ、要約力を身に着けるには自ら積極的に要約に励むに尽きると感じる。
ただ、闇雲に要約してもそれが良いかどうかわからず、自己流の罠に陥る可能性もある。その点、本書は着目点についても示唆を与えてくれるのがありがたいところ。

映画や書籍の紹介文などプロの要約を見て学び、自分でも練習して身に着けたい。
まずは、上司への説明の際に、15秒で説明できるようにすることから。

要約とは、言葉のダイエットと見つけたり…

うーん、イマイチ。

2022年3月30日

読書状況 読み終わった [2022年3月30日]
カテゴリ 実用

職場でリモートワークを進めたいと思い、参考になるかと思い読んでみたもの。
タイトルに「本質論」とか「あり方」とかあるのが象徴的でもあるのだが、本質的にこうあるべきという主張が強く、個人的にはあまり参考にならなかった。
テレワークとリモートワークの違いとか、著者がテレワークという言葉に思い入れがあるということは自分としてはどうでもよくて、表面的でも役立つ実用的な事例を盛り込んでもらえた方がありがたいと感じた。

とはいえ、職場紙文化であったり、抵抗感があったりでリモートワークを浸透させるための特効薬というのもなかなか無いというのが実情なのだろうと思う。浸透させるには泥臭く、できることを進めるしかないかなと思った次第。
ある意味、コロナ禍が特効薬になってここまでリモートワークが急速に広まったとも言えるわけだが。
ここで終わらせずに、せっかくのチャンスをさらに生かしたいというのは著者に同意できる。

2022年3月28日

読書状況 読み終わった [2022年3月28日]
カテゴリ 実用

胎児に携わってきた増崎先生との対談形式で読みやすい。楽しく胎児に関する知識が得られる。
帝王切開で切り開く方向の話とか、逆子の治し方の話とか、自然分娩と帝王切開ではウイルスが引き継がれたり引き継がれなかったりと興味深い。
一番驚いたのは、胎児を通して、母体に父親のDNAが入り込むということ。子は親の遺伝子を引き継ぐのは当たり前だと思っていたが、まさか母親に父親のDNAが入り込むとは。赤の他人が子を介してつながるということは驚き。

2022年2月21日

読書状況 読み終わった [2022年2月20日]
カテゴリ 理学

目新しい情報はあまりなかったのだが、本書はエビデンスレベルが高い情報(おそらくメタアナリシス)に絞って掲載しているところに特徴がある。
それが結果して目新しさが無いように感じてしまう面もあるが、逆にとりあえずはここに記載されていることを気を付ければ良いと思わせてくれる。
受動喫煙についても記載されているが、改めてその害に気づかされる。若いころの飲み会で、自分の前でスパスパ煙草を吸っている人たちに、今更ながらに怒りが湧いてきたりもする。

2022年1月30日

読書状況 読み終わった [2022年1月30日]
カテゴリ 健康

『世界は「関係」でできている』を読んで、物理系の書籍が読みたくなって購入した。
写真がカラーなのが良いし、参考になるYouTubeのアドレスがQRコードで添付されているのも良い。この手の書籍でよくあるのだが、後半に行くにつれてだんだん内容がわからなくなってくるということが本書でもなくはないが、冒頭の写真などだけでも十分にワクワクできる。
内容がわからないと言いながらも、著者の説明は例えなども交えてイメージがしやすいものになっている。対称性の破れの説明にまさか洗濯物の干し方が出てくるとは思わない。こういう身近な例で説明できるというのは著者本人が普段からよく考えているということだろう。
あとがきに
「私が南部理論をやっと理解できたもの、ロックダウン中のことです。」という記述がある。おそらく、最前線で働いているだろう著者でも理解しきれていない理論があり、それでも全線で研究できているというのはなんかちょっとほっとすることであった。

2022年1月30日

読書状況 読み終わった [2022年1月30日]
カテゴリ 理学

なんか、面白いんだけど、理解できないところも多く、だけど面白いと感じる、面白い本。
原題は「Helgoland」で、これは量子力学の発祥に関連がある島の名前である。
この島から始まる量子物理学の系譜から始まり、不確定性、量子もつれ、相対情報などの話に至る。途中、レーニンとボグダーノフの議論や、ナーガールジュナの空の概念まで入ってくるのが、面白い。
日本語版のタイトルである「世界は「関係」でできている」は本書の内容を端的に表しており、結論としてはこのタイトルに尽きる。
以前、仏教関係の書籍を読んでいた時に、物体を見るときに、我々の目に光子が飛び込んでくるのと同時に、我々も見る対象に影響を与えているという趣旨の話があった記憶があるのだが、相互作用により世界が形作られているという話と頭の中でリンクした。
書籍の最後の方では、心理世界と物理世界の関連についても話が及んだが、この辺はほぼ内容についていけず。
全体としては、同じ著者の「時間は存在しない」よりは理解できた気がする。
何度か読み直してみると少しづつ理解が進むかもしれないので本棚に入れておこうと。

本論とは関係ないのだが、脳が見るときの信号の流れも興味深かった。目に光が入り、信号が脳に達すると思われがちだが、実際には脳から目に向かって信号が出ているとか。脳は先に予想される映像を描き、目から入ってくる情報と整合させ、両者に違いがる場合、その違いの分を補正して「見て」いるらしい。
文章の誤字脱字に気づかないことがあるが、脳の中では予測の段階で誤字脱字がない映像を描いているのかもしれない。その映像で意味的に問題がなければそのまま理解してしまうのかも。
また、同じ文章を読むにしても、ディスプレイに映されたそれと、紙面に印刷されたそれでは誤字に気づく頻度が異なる気がする(数えたことはないが)。どちらも脳が予測してから差を補正するということに違いはないのだろうが、ディスプレイに移った情報の方がより予測との差を認識しづらいということなのかもしれない。
文章を読む行為について、脳がどこまでを予測して、補正してということを行っているかも興味が湧くところ。文章が目に入る段階で、字面を予測しているとしても、意識上ではその場で意味を認識はしていない。でも無意識の部分ではなんとなく意味を認識していて、ちゃんと意味が通る文章か予測を始めているのだろうか。
「プルーストとイカ」をもう一回読んでみたくなった。

2022年1月15日

読書状況 読み終わった [2022年1月15日]
カテゴリ 理学

目新しい情報はあまり得られず。

2021年12月24日

カテゴリ 自己啓発

良好な組織を形成するためのヒントが得られる。
挨拶をするとか、当たり前とも思われる内容もあるが、研究的な裏付けなども解説しており日常的に活用できそうである。
ベースになるのは良好な人間関係であり、上司として誠実な対応が何よりも重要だと思う。

2021年12月19日

カテゴリ 自己啓発

ざっくり言うと、
量子力学を学ぶことで、古典力学的な発想から抜け出すことができる、だから量子力学の考え方を学びましょう
という内容。
数式など細かい内容は読み飛ばしOKの記述がみられるのはありがたい。
ただ、クオンタム思考というのが具体的にどんなものかは理解までには及ばず。まあ、著者自身が一知半解を繰り返しているので、クオンタム思考についての理解もぼんやりで良いのかもしれない。
確かに、量子力学で語られる事象は、日常で目に付く事象からは想像しにくいことが多く、世の中にはそういうこともあるのだなということを知っておくことは有意義だろう。ただ、この分野の概要を知るならほかにも書籍があるし、この書籍で学ぶ必要はないかと。
書籍の中盤以降、意識に触れてる箇所があり、興味はあったのだが、ロジャー・ペンローズの量子脳理論を読んだことがあれば、十分かなという印象。

2021年12月5日

読書状況 読み終わった [2021年12月5日]
カテゴリ 実用

IT、転職、健康、投資などについて、最低限必要なプロの常識をまとめており、これをひととおりさらうには良い書籍。個々の項目は浅いが、知らないよりは知ってい置いた方がよいので、更に知りたいことがあれば、別の書籍で詳しく学ぶのが良い。
ネットの情報をうのみにしてはだめ、ということは理解しながらも、じゃあ何をあてにすればいいの?というニーズにはちょうど良いのではないだろうか。
もちろん、各分野の著者の意見なのでそれが正しいと思うかは読者にゆだねられるわけだが。

2021年12月5日

読書状況 読み終わった [2021年12月5日]
カテゴリ 実用

ツェッテルカステンというノート手法というかメモの手法について説明された書籍。
ツェッテルカステンの考案者の様に9万枚のカードを管理するのは大変だが、最近ではデジタルツールも活用できるし、手法としては面白い。
手書きの効果も期待したいところではあるが、カードの管理を考えると手書きの効果はある程度犠牲にしてアプリなどのツールを活用するのがよさそうである。

2021年11月23日

読書状況 読み終わった [2021年11月23日]
カテゴリ 自己啓発

一言で言ってしまえば、お金よりも時間を優先させてみませんか、ということかと。
買い物をするときにどれが良いか、どこで買えば安いかに時間を取られることがあるが、そのような場面でいくらかをけちるよりもサッさと買ってしまった方がよさそうだ。
本書を読んだ後で、コーヒーメーカーを購入した。朝時間がない中でハンドドリップで淹れることにこだわるよりも、おいしいコーヒーを手間なく飲める方が満足感が高いかなと。効果はまずまず。

2021年9月12日

読書状況 読み終わった [2021年9月12日]
カテゴリ 自己啓発

よくある自己啓発系の書籍かな、と思ってはみたもののそれなりに長い期間影響を出している書籍の様なので読んでみた。
本書で提案しているメソッドは非常に単純で、やるだけなら誰でもできると思う。時間も1分なのでできないという方がおかしい。
実は以前、『マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング』という書籍を読んだことがあるのだが、同じ著者の書籍で、ゼロ秒思考のメソッドも紹介されていた。
当時も試してみたのだがあまりピンと来なくて継続はしなかった。
本書を読んで改めて試してみたところ、けっこう良いかも、というのが感想である。

今の私にとっては、頭をよくするという目的よりも不安とかもやもやする気持ちを解消するという目的で効果がありそうだと思う。
もともと、不安とか自分の気持ちを紙に書きだすというのは効果があるというのは知っていたのだが、どうも億劫でやらなくなってしまうのである。それが、この方法だととりあえず1分という低いハードルがとりあえずやろうかという気にさせてくれる。しかも、日記の様に細かく書くのではなくてとりあえずは箇条書きなのでサクッと終わらせることもできる。
更には、とりあえずでも1分でも始めてみればしめたもので、そこからやる気も出てくるので、そのまま何枚かのメモを作成することになる。

ただし、この手法を用いることで思考能力があがったかどうかは現時点ではわからない。頭がすっきりして、もやもやや不安が低減することは実感する。
とりあえず、考えを頭の中で堂々巡りさせるのではなくて書いてみるということの重要性にも気づく。

なお、著者はA4の紙に書くことを推奨ししているが、私は型を破って、iPadとアップルペンシルを活用している。複数のメモを並べて見るようなことはできないが(アプリによっては可能かもしれないが)、とりあえず1分でメモを作成するに不足は感じない。画面のサイズもほぼA4だし。

2021年9月12日

読書状況 読み終わった [2021年9月12日]
カテゴリ 実用

HONZ選りすぐりの書籍をまとめたもの。
書評自体の文体も面白く、掲載されている書籍はどれも読みたくなってしまう。
といって、あまり欲を出しても積読になってしまうので、特に気になるものだけをピックアップして購入した。
・スノーボール・アース
・鳥類学者だからといって、鳥が好きだとおもうなよ。
・饗宴外交
・哲学と宗教全史
・翻訳できない世界の言葉
・スパイス、爆薬、医薬品
割と、科学系と歴史系に偏っているかな。
あと、出口氏の全世界史は積読になっていたので読み始めた。

2021年8月7日

読書状況 読み終わった [2021年8月7日]

理解があっているかはわからないが、ざっくり言うと、変化と選択という進化の流れの中で、現在存在する生命は何らかの優位性があるから残ってきており、寿命があることもそれが多様性を獲得していくために有利だったから、ということか。
本書で最も面白いと思ったのは、本論ではないのだが、ヒトの色覚に関する遺伝子は変化しやすいということである。騒動組換えというらしい。
もともと色をどう感じるかということには個人差がある、というか自分が赤だと思っている色の質感が他の人にも同じように感じられているかは疑問に思っていたのだが、そもそも色をとらえる遺伝子にかなりの多様性があるようなのである。そうなると視覚で捉える世界というのは人によってけっこう差があるのかもしれない。

2021年8月7日

読書状況 読み終わった [2021年8月7日]
カテゴリ 理学

『2040年の未来予測』やそのほかの書籍で、日本の所得が伸びておらず、世界に比べても置いてきぼりを食らっているという状況は知っていたが、改めて本書を読むと暗い気持ちになる。
デービット・アトキンソン氏の書籍にもあるが、結局は生産性を上げて労働者の賃金を上げるということが必要なのだろう。
そこに行きつかないと、優秀な人材ほど海外に出ていくし、日本の空洞化は避けられない。
危機感を持って、自身も進歩していかないといかんと思わされる。

2021年7月31日

読書状況 読み終わった [2021年7月31日]

池谷裕二氏の書籍は以前は新刊が出るたびに読んでいたものだが、最近は足が遠のいていたが、久しぶりに手を取った。
著者が論文などで得た情報を面白く語っているのは変わらずだが、脳科学的な知見についてはその他の書籍でも読んでいることもあり、個人的にはあまり新しい知見はなかった。

2021年7月31日

読書状況 読み終わった [2021年7月31日]
カテゴリ エッセイ

タイトルのとおり、Excelを用いてディープラーニングについて学ぼうという書籍。
なんとなくの知識は持っていたが、実際に自分でプログラムとかしたことのない自分のような読者が少し手を動かして、動作原理を実感するのにはちょうど良い内容であると思う。
例題として、○×の判断と、1,2の判断について紙面が割かれている。
前者は隠れ層が1層、後者は2層用いて畳み込みニューラルネットワークを構築しており、後者をExcelで作りこむのは少々面倒なので、作業までは行わなかったが、まず前者の○×の判定だけでも、おお!っという感動は味わえた。
ソルバー機能を使ったことが無いと設定など少し戸惑うかもしれない。
ニューラルネットワークをイメージとしてつかむにはちょうど良い書籍だと思う。

2021年7月31日

読書状況 読み終わった [2021年7月31日]
カテゴリ 実用

とりあえず、インターバル速歩が体力向上、健康維持に良いものだということが述べられている。
個人的には細かい仕組みとか理屈とかは読んでもすぐに忘れそうなので、インターバル速歩のやり方を中心的に読んで終了。
なんとなく、中高年向けの体力向上を意図している様でもあるので自分にも効果があるかはわからないが、もう40代に足を踏み入れつつあるので中高年に入りつつある気もするので、効果はあると見ている。ちょっとキツイくらいの運動強度というのはどの年代でも同じことなので。
これで健康に効果があるのなら、インターバル速歩を知っただけでも価値があるので星4つ。

2021年7月25日

読書状況 読み終わった [2021年7月25日]
カテゴリ 健康

自分にとってそこまで目新しい情報はなかったのだが、日本が置かれている状況を改めて突き付けられると少々、暗い気持ちになる。とは言っても、将来も生きていかなければならないのでそのような未来を頭に想定しつつできることをしていかなければならないということだろう。
それにしても、未来の予想というのは難しいもので、ここに書かれていることも現状での予想の範疇としか言えない。このような未来予想を随時更新して、その結果に応じて柔軟に自分の対応を変化させていくということが必要になるのだろう。
あまり悲観的にもなりたくないので、何とかなるさの気持ちも持っていたい。

2021年7月24日

読書状況 読み終わった [2021年7月24日]
カテゴリ 実用
ツイートする