未来の自分からの手紙が届いた章子が返信として現在の状況を語っていく。その時に出てくる疑問点が違う語り手の視点から解明される。章子は父が亡くなったり母の心が弱かったりと問題が山積みだけど友達になる同級生やその年上の友人とかの背後に隠れている問題が虐待とかそれを上回って重すぎる。一番良いと思って行動した結果が悲劇を生んで連鎖して読んでいて苦しい。途中担任の先生の救いの見える未来が描かれているので、それでも未来を信じようとする彼女達に光が待っていて欲しいと願ってしまった。
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- 感想投稿日 : 2019年3月21日
- 読了日 : 2019年3月18日
- 本棚登録日 : 2019年3月21日
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