「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー

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著者 :
okadataさん 人物   読み終わった 

開成高校野球部は週一回の練習ながら2005年東京都でベスト16に入ったこともあり、今年もベスト32になっている。

では緻密な頭脳野球をやるかと言うとむしろ逆。まともな野球の勝負になると練習をしている高校には勝ち目がない。狙いはドサクサ紛れに大量点をとる大味ゲームなのだ。ブルーオーシャンと言って良いのか?

エラーは開成の伝統。1点差を守り切る様なものは目指していないので、取れる範囲のゴロをアウトに出来ればOK。
ピッチャーの条件はコントロールが良いこと、ど真ん中に投げれれば充分でフォアボールの連続では相手に失礼と言う程度だ。
バッターはとにかくフルスイング、2番が最強で下位打線が出塁し相手ピッチャーが慌てた隙にたたみかけて大量点をとるのが理想。
守備位置もゴロが怖い選手は外野を守るなど。

選手とのインタビューが面白い。みんな客観的に自分を分析しながらどこか人ごとの様でもある、しかも著者までがそのペースに巻き込まれ何ともゆるい空気が行間に溢れている。開成の伝統は自主性と自立なのだが監督に言われるがままでいろいろ準備ができていない。選手間のコミュニケーションもだめだし、理論的に考えるのだがぐるぐる同じところを回ってたりもする。

読んでると大丈夫かこいつらと思うのだが、ドサクサに力を発揮する。なかなかやる。

弱くても勝てる、目指しましょうw

レビュー投稿日
2013年2月19日
読了日
2012年10月8日
本棚登録日
2012年10月8日
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