ヒマラヤ・ダウラギリ。標高8,000メートル級の雪嶺を背景に、渡り鳥たちが優雅に舞う。
世界でもっとも小さく、そしてその美しさから各国で乙女、貴婦人などの名前が冠せられているというアネハヅルの群れだ。モンゴルを立った彼女たちがヒマラヤを越え、目指しているのはインドである。
生きて、子孫を残すという最大の目的のために、長い旅を続ける渡り鳥たち。人工衛星をはじめとした技術の発達によって、渡りの軌跡が解明されつつある。
さて、アネハヅルは近くの動物園にもいるらしいが、小さな鳥かごに収容されている鳥たちが、まさかこんな過酷な旅をはるか昔から続けてきたとは…。
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- 感想投稿日 : 2014年2月22日
- 読了日 : 2014年2月22日
- 本棚登録日 : 2014年2月22日
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