ハラハラドキドキしながら読了。大人も子供も楽しむことが出来る、ファンタジーレーベルと銘打っているだけあって面白かった。この巻からでも読めるが前2巻で登場した人物のその後を窺わせる文章があったりするので、一作目の「碧空の果てに」から読むことをお勧めする。少女小説によくありそうな設定だが、恋愛一辺倒になるのではなく政治的背景も描かれており物語に深みを感じる。しっかりと前を見据えて歩いていく主人公に好感が持てる。物語も素晴らしいがなんといっても表紙と挿絵が話にピッタリ。大人が楽しめるファンタジーだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年10月8日
- 読了日 : 2013年10月8日
- 本棚登録日 : 2013年9月29日
みんなの感想をみる