ちょっとした縁で手にすることになった一冊。
出版社 新宿書房 の代表 村山恒夫さんが、Webなどに書かれた折々の文章をまとめた一冊。
新宿書房、もちろん名前は知っていたがなんとなく馴染があるのはなぜか?と思って目次を見ると 如月小春さんの名前が。ああ、と思う。そう、如月小春さんの戯曲集を出版されていた出版社だ。
思わぬ形で如月小春さんと再会し、若き日の想いを振り返ることになった。
著者の編集者としての仕事の足跡、編集・出版にかける思い、そして人との出会い。多くの見知った、影響を受けてきた人たち(活字の上だけではあるけれど)の人となりや書籍ができるまでの経緯は、興味深くひきこまれた。
著者のような編集者がいて、こうした書籍を出版してくれる出版社はとても貴重だと思う。
ただ、読みたい本がまたまた増えてしまうのが困ったことである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
随筆・エッセイ
- 感想投稿日 : 2023年3月31日
- 読了日 : 2023年3月31日
- 本棚登録日 : 2023年3月22日
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