ちょっと話を広げすぎた感。最後に向かってちょっと失速した感じがする。
下巻は人間と獣人の関係改善がメインに置かれてるので、話が大きくなったなぁという感じ。
の割には設定があいまいというか無いというか、アラが目立つ。
序盤〜中盤は王族と平民は結婚できないと言う身分差の問題につき当たるけれども、王様の側妃ジェフリーって平民じゃなかったの??
中盤から、国のあり方の話や貴族の断罪に入り、ちょっとの間セオドアの登場シーンが消える。なので
、その後に発情セッ○○が急にきて、あ、そうだった2人がメインだったねってなった。
そんな流れだったので、最後、リーチアルフに「以前から考えていた事が〜」と人間と獣人の関係回復のための提案をアシェルが重い感じで話し始めた時、凄い成長したなぁーって感動した。のに。中身がなくてまずは目標だけだったので、軽すぎて急に薄っぺらな感じになってしまった。
ちょっと流れが強引すぎて残念。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL
- 感想投稿日 : 2023年1月14日
- 読了日 : 2023年1月14日
- 本棚登録日 : 2023年1月14日
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