
ホラー小説の中でいえばそうグロイものではない気がするが、著者も言っているようにかなり抑えめにしてあるように思われる。ゆえに著者の頭の中にあった本筋のグロさというものが表に出てきた小説もまた読んでみたいと思ってしまう。
書き出しから選択まで怒涛に話が進むと思いきやなかなか読み進むことができないぐらい淡白な滑り、そこから、選択前とのギャップ感から選択後が軽快に読み進んでしまう。
本の質としては、そう特別なものでもないだろうが、だまされた感で最後まで行けばもう著者の勝利というしかないのだろうか?
- レビュー投稿日
- 2019年11月6日
- 読了日
- 2019年11月6日
- 本棚登録日
- 2019年11月6日
『かごめかごめ』のレビューへのコメント
コメントをする場合は、ログインしてください。