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死者の書 (角川ソフィア文庫)

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2018-08-19T19:04:22+09:00
民俗学者である折口信夫の文学作品としての代表作。
奈良の二上山に伝わる大津皇子、中将姫伝説を下敷きとした、奈良時代を舞台とした幻想小説。
非業の死を遂げた大津皇子が墓の中で目覚めるところから物語は始まる。
同じくして、中将姫は當麻寺に導かれる。
意図的に時系列を前後させているため、しばらく物語の輪郭は掴めない。
蒙昧とした死者の意識が、次第に明らかになるように物語は進む。
- レビュー投稿日
- 2018年8月19日
- 読了日
- 2018年8月19日
- 本棚登録日
- 2018年8月19日
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