中国行きのスロウ・ボ-ト (中公文庫 む 4-3)

著者 :
  • 中央公論新社 (1997年4月18日発売)
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再読多分2回目。村上春樹を知ったきっかけになった短編集。高校の国語の授業で「中国行きのスロウ・ボート」の一部が取り上げられ、興味を持ったのが動機。「中国行きのスロウ・ボート」以外は初読み。「カンガルー通信」は今こういうことをやったらストーカー扱いだなと考えながら読んだ。印象に残ったのは「中国行きのスロウ・ボート」の女性の中国人留学生のやり取りの話。「ノルウェイの森」を始めて読んだような切なさを感じた。「午後の最後の芝生」や「土の中の彼女の小さな犬」も作者らしい作品でいい。感想はこんなところです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の作家(一般)
感想投稿日 : 2017年4月19日
読了日 : 2017年4月19日
本棚登録日 : 2017年4月7日

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