2012年。自分の中では裏アカデミー最優秀作品賞。
(ちなみに表向きは北のカナリアたちでした。)
ぐるりのことを観たときくらいの衝撃。
いや、それとはちょっと違うな。
シリアスなはずなのに、アルゴとは違う意味で笑えて、
でもラストの堺雅人に激しく感動。
人が立ち上がるということは、
理屈やセオリーではないのだ。
乗り越えるために必要な時間も手段もその人それぞれ。
それは誰にも無理強いできないし、
かっこわるくてももがいて、もがいて、
苦しんで、
その人自身が納得して初めて、
乗り越えたと言えるのだ。
その姿には誰も笑えないし、
むしろ涙さえ流れる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2013年4月12日
- 読了日 : 2012年11月
- 本棚登録日 : 2013年3月22日
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