出世レースからはずれ、仕事を続けることにくたびれていても、仕事を続ける中年サラリーマンたちの屈折した心情を描いた連作短編集。
仕事に向かう夢や希望も吹っ飛んでしまう、陰気でアンチ仕事な小説。みんな、歯を食いしばって仕事に向かっているんだと、共感することで、明日の仕事への活力とするのが正しい読み方?
将来を期待する新社会人ではなく、日常の家族や仕事の繰り返しに疲れてきた、ベテラン社会人向け。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
リーマン小説
- 感想投稿日 : 2010年5月11日
- 読了日 : 2010年5月11日
- 本棚登録日 : 2010年5月11日
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