ハイエナの微睡 刑事部特別捜査係 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年7月24日発売)
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感想 : 3
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マンションの一室で中年男性のバラバラ死体が発見される。

胴体の下には大きな皿が置かれ、ご丁寧にフォークとナイフまで用意されている。

さらに、頭部は電子レンジで「調理」されていた…。

(と、のっけから、グイグイと引き込まれる)

刑事部捜査一課特捜係の佐築勝道らの捜査で、被害者は現役警察官であることが判明。

さらに、もう一人警察官の遺体が、冷蔵庫に押しつぶされた格好で見つかる。

二つの現場には、ある企業の社章が残されていた。

その企業は、古くから街を支配するある一族だった。


「刑事」たちが殺人犯を追い詰めていく、その過程は「警察小説」なのだが、クライマックスにはひねりのある仕掛けが用意されている。

その仕掛けは、好き嫌いがあるかもしれないが、確かに驚かされた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察小説
感想投稿日 : 2018年8月16日
読了日 : -
本棚登録日 : 2018年8月16日

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