昭和時代に建てられた建物の写真が並ぶ。デパート、遊郭といった公共性の高いものから、薬局、銭湯、写真館といった商店まで。銭湯は時代とともに、数は少なくなってきている。商店では合理性が求められ厳重で威厳のある建物は、特に薬局は、公定基準に合わず取り壊される運命にあるようだ。建物が軽微になるに伴い、職の中身も、人のつながりも軽くなったと感じてしまう。心のよりどころとして残したい気もする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史文化
- 感想投稿日 : 2011年11月10日
- 読了日 : 2011年5月31日
- 本棚登録日 : 2011年11月10日
みんなの感想をみる