実際に「こんな風にものを考えて、こんな風に振る舞う」高校生が居たら
いわゆる「中2病」と扱われ、周りからは疎まれる対象になるのではないかと思いますが
そこはそれ、小説の中の登場人物として捉えれば、かっこいい物語だと思います。
短編集として、最初の一片を書いた後に急遽、他も書くことが決まったそうですが
その部分を考えても、やはり乙一さんは才能があるな~と感じました。
短い中に推理風あり、叙述トリックぽいものあり、しっかりミステリであり。
短くて面白い物語を書くのは本当に難しいと思います。
だから私は短編が嫌いなのですが、乙一作品は、良いなぁ~と。
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- 感想投稿日 : 2012年6月2日
- 読了日 : 2012年6月2日
- 本棚登録日 : 2012年6月2日
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