イワンの馬鹿

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本棚登録 : 157
レビュー : 26
orangigieさん  未設定  読み終わった 

別の小説で、このイワンから名前を取っているのは明らかな、少々頭の抜けているという設定の人物がいるのだが、元のトルストイのこれがどういう話だったか記憶が定かでなく、改めて読んでみようと思った次第。
大きくポイントは2つ。ひとつは、バカ正直に等身大で生きることは、悪いものを遠ざけ健全に繁栄する。もうひとつは、人として一人前の権利を得るには働くべしということ。前者は理想論だとしても、世の中はそうであって欲しい。後者は、簡単に言うと特権階級や頭脳労働の否定か。伯爵家に生まれて小説家になったトルストイは、この作品だと残り物を食べるポジションになるんだが、それは自虐なんだか皮肉なんだか謙遜なんだか。。。それとも旧ソ連の共産主義のためのプロパガンダだったのかということになるが、その次元の話は私には難し過ぎますね。

レビュー投稿日
2018年7月11日
読了日
-
本棚登録日
2017年10月18日
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