犬やねこが消えた: 戦争で命をうばわれた動物たちの物語 戦争ノンフィクション

著者 :
  • 学研プラス (2008年7月1日発売)
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本棚登録 : 47
感想 : 9
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『犬の消えた日』その後。
戦時中に犬を供出させられた人、供出させた人、
供出させられた犬たちが実際にどう使われたのか、
そして犬だけではなく猫も供出対象だったという事実。

当時は追い切れなかったそれらへの取材結果を
1冊を通して「旅」になぞらえてまとめてあり、
『犬の消えた日』より
さらにわかりやすくなったように感じました。

戦争の話を読むといつも思います。
当事者に話を聞ける機会が、
もうじきなくなってしまうんだと。

(2009年11月24日購入)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童読み物
感想投稿日 : 2009年12月30日
読了日 : 2009年12月21日
本棚登録日 : 2009年12月21日

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