著者のラジオを聞いて購入。
辞書なのに、頭から終わりまで、おもわず読んでしまいました。
これを読むと、まったく新しい、おだやかな江戸が見えて来る気がします。帯に書かれた書店員さんの「これさえあれば、江戸で暮らせる」という意味がよくわかりました。
善右え門さんというキャラクターもいいです。一休さんの善右え門さんを思い出させます。
巻頭で紹介されている、正徳の礼もあんなに素敵な法律だったとは思いませんでした。全部が善右え門さんによる人情のある説明です。
読書状況:積読
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2011年5月10日
- 本棚登録日 : 2011年5月10日
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