最初だけ読んで数ヶ月放置していたのをやっと読み終わった。今回はハリウッドが舞台。映画、テレビ界とマフィアの癒着を追う女性ニュースレポーターのボディガードをつとめるスペンサー。
1981年だからもう30年近く前になるが、時代の変遷をしみじみと感じる。探偵業も報道の仕事も、テクノロジーの変化でずいぶんと様子が変わったものである。今回はホームグランドのボストンを離れてのスペンサーだが、LAにはおなじみらしく、いつもと同じ、自分自身の信条に忠実に生きる姿に好感がもてる。結末はネタバレになるので書かないが、これまたパーカーらしい終わり方と言えるかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2010年11月20日
- 読了日 : 2010年11月20日
- 本棚登録日 : 2010年5月1日
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