後遺症ラジオ(4) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社 (2016年6月9日発売)
3.72
  • (3)
  • (8)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 5
4

前巻までと同じように、話は各話毎にぶつ切りで、時間軸も前後する。
登場人物は顔が似ていて、正直以前出てきた人間なのかどうなのか判別がつきにくい。
とにかく沢山人が出てくる、そのほとんどは主要キャラクターと言うよりはその場限りのキャラクターのような気がする。

おぐしさま、と言う存在を主軸として、とある町に住む人々に襲いかかる不気味な現象を描いているのが本作だ。
過去のエピソードを絡めて次第におぐしさまの輪郭が浮き上がり始め、と同時に現代における奇怪な現象の広がりも加速していて、将来における大規模な惨状がイメージされようとしている。

ディザスタームービーじゃ無いけど、大きな厄災に見舞われる人々と蝕まれていく町の反応が描かれていて、それを止めるようなヒロイックな人間は今のところ見られないから、その点も興味深い。
でも1巻で厄を人に引き渡した女がいたから、そこがヒントなのか?

いずれにしても展開は遅遅としているし、話もぶつ切りなので、じれったいと感じる人はいるだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画シリーズ物
感想投稿日 : 2016年8月15日
読了日 : 2016年8月15日
本棚登録日 : 2016年8月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする