宴のあと (新潮文庫)

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本棚登録 : 1580
レビュー : 146
著者 :
越後の鬼人さん 古典文学   読み終わった 

うーん「潮騒」のようなインパクトは無いなあ。

機械的で理想主義者の政治家夫と、熱情的でリスクラバーな獣系妻が協力して選挙に挑むというストーリー。

「政治とは、倫理や志ではなく、結局はカネだ」という“政治とは何ぞや”に対する答えに、本職の夫よりも早く、妻が理解してしまうのが何とも切ない。

より痛烈に。読んでる側が気持ち悪くなるくらい、徹底的に人間の内情を描写する三島はやっぱスゲーと思う。また、女性描写もさすが三島。50歳過ぎの熟れた女性の艶を見事に表現している。

レビュー投稿日
2012年6月26日
読了日
2012年6月26日
本棚登録日
2012年6月26日
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