失踪してしまったダメ親父がオカマになって帰ってくる。
微妙な年頃の息子とのドタバタを通して、その生き様の何たるかを伝えていく、青春感動コメディー。
オカマ親父を批判的に見ていた少年の心境変化の描写が予想よりも重厚で、かなり出来が良い。
青春の甘酸っぱさとの折り合いも見事でサクサク読める。
ただラストのあっけなさがちと残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2009年7月11日
- 読了日 : 2009年7月11日
- 本棚登録日 : 2009年7月11日
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