我、弁明せず (PHP文芸文庫)

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レビュー : 8
著者 :
osawa64さん  未設定  読み終わった 

激動の明治時代に日銀総裁、大蔵大臣などを努めた「池田成彬」の生涯を描いた経済小説。

聞いたことが無い人物だったので手にとって読んでみた。

池田成彬を一言で表すと剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の人。

剛毅木訥とは、意志が強く、飾り気がなく、口数が少なく、くどくどと言葉を飾り立てて弁明しない人物。超合理主義で筋が通った頑固者。

いろんな人に信頼され、慕われ、尊敬された人物。
おそらく敵も多かったことでしょう。

三井銀行時代は担保に融資するのではなく、経営者の人格に融資するという姿勢をもっていた。

明治の暗い時代。日中戦争、二・二六事件、東條英機との対立などが描かれている。500ページを超える小説だけどあっという間に読めた。

明治維新前から第二次世界大戦までの激動の時代。この時代の話は本当にいろいろな人物が出てきて面白い。


“人こそ財産”


今の時代に物申しているのでしょうか・・・

レビュー投稿日
2011年9月19日
読了日
2011年9月17日
本棚登録日
2011年5月30日
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