南の子供が夜いくところ (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 512
レビュー : 56
著者 :
lttrsさん 一般書   読み終わった 

◆初期の「夜市」や「雷の季節」のような喪失を突きつけられる恒川作品とは趣が異なり、浅い眠りの中幾度も夢をみては再び眠りに落ちていくような、たゆとう不思議な読後感。◆〈小鬼は決して滅びない。バスが夜に運んでくる〉「結局はみんな同じなんだよ。俺だっておまえと同じだったんだ」◆みな、罪や過ちを抱えている。しかし、自ら内省するうちに、罪や過ちは風化し、流転し、存在はメタモルフォーゼする。我々は許され、再生する。◆ここ2ヶ月ほど重い読書に浸っていたので、うたた寝のような湿り気のあるこの読書に思いのほか癒された。【2014.04.12】

レビュー投稿日
2014年4月13日
読了日
2014年4月13日
本棚登録日
2014年4月13日
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