雷の季節の終わりに

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本棚登録 : 905
レビュー : 197
著者 :
lttrsさん 一般書   読み終わった 

◆先入観で8月だと思った雷季とは、冬と春の間にある神の季節。◆恐ろしかった。舞台描写は『夜市』同様キラキラと美しかったけれど、描かれている暴力の連鎖が恐ろしい。キュウちゃん・ナギヒサ・沙智子・トバムネキのおぞましさ。「殺さなければ殺される」…卑劣な暴力に立ち向かうため、思考を停止し、同じ土俵に立つことを強いられ、自らの手を血で汚すことを正当化せざるを得ない恐怖。◆高天原の草原の上を飛び交う風わいわいを想像することはとても素敵。本当にふと「穏」に迷い込んでしまいそうなその世界観は流石。◆読後、無性に『ゲド戦記』を再読したくなりました。【2013/08/27】
◆「風わいわい」…勝手にハシビロコウのビジュアルを当てて読みました(笑)

レビュー投稿日
2013年9月3日
読了日
2013年8月27日
本棚登録日
2013年9月3日
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